秋田駅からクルマで10分かからないようなところに位置する秋田酒類製造さんは「高清水」と言えばピンとくる方が多いことでしょう。午後から足を運んでみましたが、こちらも賑わっていました。さすがに敷地が広く、建物も大きいので、受付で案内図を渡され、猫まっしぐら、じゃなくて新酒と甘酒の試飲へまっしぐら。
途中、樽酒の試飲があり、こちらでしばし味わう。木というか、バナナの香りがするなと思って口に含んだら、味もバナナだったー。というかバナナのような甘さが最初に感じられたんです。美味しい。
そして新酒と甘酒の試飲。新酒は「ガツン」という感じは少なく、以外にも飲みやすかったように感じました。甘酒は、小玉醸造さんでいただいたものよりも、酸味が豊富で、ヨーグルトみたいでした。美味!
さらに奥に進むと
なんてこったい。
売られた喧嘩は買わねばなるまい(?)チャレンジしようではないか!!「頑張れば2kg入る」と言われて渡された袋。「あと少し入りそうだな」。と、袋の空き状況を冷静に分析しながら、一生懸命詰めていたら突如として私の両手にドカンとした衝撃が走る。何事かっ!?
「ぎゃー」
悲鳴(嬉)を上げていたら
「はい、袋さ詰まったな。はえぐ持ってけ!!」(はい、袋に詰まりましたね。早く持って行きなさい)
と、蔵の方。私の両手に酒粕を乗っけたのだ。断りも無しに何てご無体なことをなさるのだろう(だから「ご無体」なんだけど)。しかも、明らかに袋に入っていないし。このダイナミックさ、嫌いじゃない。いや、上等です。
「酒粕詰め放題」というよりむしろ
「酒粕破廉恥放題」といったほうが、
いっそのこと
「酒粕乱痴気放題」なのでは!?
(くどい・・・こんなことだから変な体力を消耗するんです)
そんなご無体な蔵開放ですが、隣の蔵では管楽器部隊のコンサートが行われていたので寄ってみました。
蔵で音楽を聴くっていいものですね。
そこでもまたご無体なことに「高清水」のロゴ入りお猪口が「ご自由にお取りください」と。すみません。10個も取っちゃいました。高清水、ちゃんと飲みますんで許すてけれ~。
その後蔵見学に案内していただき、最後にまた試飲。いい気分でしたー。
お世話になりました!!