昨日と本日2日間、朱鷺メッセで「新潟酒の陣」が開催されました。勿論私も、本日徒歩にて出かけてまいりました。昨年を上回る人出だったようで、大変結構なことなのですが、各ブースをまわるのに時間がかかってしまいました。昼過ぎに出かけ、4時過ぎ頃まで居たのですが、まわれたのは半分ちょっと。飲んだことがあるものは省き、会場案内図とボールペンを片手に、まわったブースにマルをつけながら、飲んだ酒をデジカメにおさめながらの約3時間。水と酒を交互に飲みながら冷静にまわれたのではないかと思います(最後のほうは酔っ払っていましたが・・・)。
今回ソロ活動だったのですが、友人に会ったり、よく行くお店の方に会ったり、日本酒教室の方々に会ったり、そして見知らぬ色々な方々に親切にしていただき、しかも来場者の方々も皆さんほろ酔いなのでとてもハッピーな雰囲気でした。そして、はるばる東京からお越しになった方々&女きき酒師の師匠(大先生っ!)グループにもお会いすることができてこちらもまた幸せでした。
-イベントでのあるエピソード-
私は「きき酒師」の有資格者でありながらも、まだまだ勉強不足であり、知らないお酒もゴマンとあります。恥ずかしながら原料となる水や米、酵母の違いなどが酒質にどう影響するのかなどを説明しろといわれたら多分上手くできないでしょう。そんな「わからないことだらけ」な私は、今回のイベントで酒造の方々に様々な疑問をぶつけてみました。あるブースにて、来場者にお酒を振舞う酒造の方、お酒を振舞いつつ「このお酒は五百万石を使用しているのですよ。」別のお酒を振舞いつつ「こっちはたかね錦です。」とのコメント。来場者の人たちの大半はお酒に関する詳しい知識を持たない一般の方々なのだろうと思います。そんなこと言われても、そもそもその米がどんなものかさえも分からないのではないかと思いますし、米の名前を出すのなら、一般的にその米を使うことによる酒質はどのようになるのかという情報も簡単にコメントしてくれるといいのになと。で、そんな疑問をぶつけてみました「五百万石とたかね錦では、一般的にどのような酒質になるのですかねぇ?」と。「オネェちゃん、質問厳しいよ」って、ムッとされてしまいました。なにも怒らなくても・・・。これは悲しかったです。説明できないなら言わなきゃいいのに。
なによりも一般消費者の方は、お酒のスペック云々よりも、飲んでみてどうなのかという部分の情報が知りたいのだと思います。様々な知識もお酒を楽しくする要素であるかもしれませんが、それが消費者に伝わらないと意味を持たないばかりか逆に「日本酒は難しい」という気持ちを抱かせかねないと思います。
好きなことを書いてしまっていますが、私も日々精進していこうと気合を入れなおしました。
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うちの妻も秋田出身で私と結婚して新潟人になりました!
宜しく!
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お返事おそくなってしまいましたが、みて頂いて有難うございます。奥様は秋田人なのですね。お酒は結構イケるのでしょうか??親近感を覚えます。