私たち「にいがた美醸」の蔵見学第3弾は、雪中梅でお馴染みの丸山酒造場さんを見学させていただくために、運転手を1名お願いし、ワンボックスカーで上越市三和区(旧 中頚城郡三和村)まで向かいました。当日は、晩秋の時期らしく、小雨混じりのお天気で、たまにみぞれが降ったりで、冬がもうすぐそこまで来ているということを肌で感じました。
北陸自動車道を柿崎I.Cで降りて、約20分で到着した丸山酒造場さん。車に揺られながら、田んぼが広がるのどかな風景をながめていると、なんとなく心もゆったりとしてきました。散り始めた真っ赤な落ち葉が道路のところどころを飾っていました。とても自然が美しい地域です。
さて、蔵に到着してからは、社長と専務にお出迎えいただきましてから、丸山酒造場さんのご紹介映像をお見せいただき、その後は現場にご案内いただきました。蔵の中は、当然のことといえばそうなのですが、とてもきれいに保たれており、かつ従事する方の負担を極力軽減し、働きやすいよう、随所に工夫がなされていることを感じました。
見学後の社長のお話からも、従事する方々が働きやすいようにとの心遣いが感じられるものでした。女性ならではの細やかな心遣いを感じ取ることができ、とても温かい気持ちになりました。
さてさて、その後は6種類のお酒を試飲させてただきました。雪中梅といえば皆さんはどのような味わいを連想されますか?柔らかな口当たりと甘さということではないでしょうか。今回試飲をさせてただいたお酒に関しましても、そういった個性に忠実でありながらも、それぞれに表情の変化が楽しいラインナップでした。新潟市内ではあまりお目にかかることのできないお酒も試飲させていただくことができ、感無量です。
三和の美しい自然と、ゆったりとした空気を感じながら、少しだけ寂しいような気持ちで、丸山酒造場さんを後にいたしました。
大変お世話になりました。ありがとうございます。