蔵へ案内していただきましたわたくしども。天狗様に手をあわせてから、中へ。
みなさん白衣に身を包み、全員研修医みたいです。これからオペ現場へ!?
古くからの土蔵を囲うようにして建てられた造りの内部は、土蔵の外壁が建物の中にあるという、なんとも不思議な景色が広がっておりましたが、戦後の村松に起こった大火により、多くの建物が焼失した中、土蔵は燃えずに残ったのだそうで、その後、建物を増築した際に、現在の造りになったとのことでした。
さて、お酒造りの工程に関しましては、写真をご覧頂ながら、お付き合いください。
麹達が整然と並んでいます。ほんのり甘い香りに包まれて、幸せな気分。そして、とっても綺麗ですねー。
酒母(お酒のモトになるもので、少量仕込まれます)タンクですね。くるくる扇風機みたいに回っているのは泡を消すためです。
麹室向かいにあった、神棚です。お酒造りの神さま、松尾さまが祀られています。阿部杜氏が「手を合わせるとお酒が強くなる」とおっしゃるので、激しく手を合わせてしまいましたーーー!!!!沢山飲めますようにぃ。
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蔵から戻った私たちを待っていたのは、試飲のお酒達です。いつものごとく「はきだし」を使う人は居らず、ワイワイ言いながら「ごっくん」していました。
試飲させていただいたお酒の絞りたて原酒も味見させていただくことができ、更なる盛り上がり(笑)また、爽やかな甘酸っぱさとロゼワインのような色が可愛らしい「アロニア」のリキュールをいただきながら、アロニアのジャムも試食させていただきました。アロニア酒は、アルコール度数も通常の日本酒よりも高くないので(11度~12度)、お酒初心者の方も、美味しくいただけそうです。女性への贈り物にも喜ばれそう!!(写真撮ったと思ったのにありませんでしたー。お見せできなくて残念です)
アロニアは、ブルーベリーのような果実ですが、含まれるアントシアニンといったポリフェノールはブルーベリーの3倍以上とのことで、美容にも良さそうです。アロニアは、現在五泉で生産されているそうですよ。
かなり盛り上がったところで、あっという間にお昼時間。後ろ髪を引かれながら、酒造さん近くの割烹「伊藤屋」さんにお邪魔し、ランチ酒盛りです。今回の見学は、メンバーのご主人様や、私が知り合いの男性の方、などなど、男性3名も同行し、大人数になりましたが、お酒と美味しい食事に、和気藹々♪
かわいい盃です♪♪
遠足と称して見学を行いはじめて思うのは、地元新潟の素敵さと、「もっとこうだったら楽しいのになー」ということです。伊藤屋さんから駅に帰るバスの中で、色々な妄想が膨らみすぎて、笑いっぱなしでした。強く思い続ければ現実になるかな!?
お世話になりました金鵄盃酒造の方々、伊藤屋さん、大変楽しい時間をありがとうございました!!