蔵見学の写真、私のデジカメに入っていたSDカードが壊れてダメになってしまったので、一緒に出かけたメンバーから収集できてからアップしようと思いましたが、もう我慢できません(笑)。写真は収集でき次第アップしていくので、それまで文字ばかりになりますが、ご了承くださいまし。
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「にいがた美醸」蔵見学、最終回を飾るのは、菊水酒造さんでございます!かなり興奮気味です(蔵見学時は、いつも興奮していますが、いつになく・・・)。今回は新潟酒販の営業部長にお供して頂き、実現ができました。お世話になり、有難うございました!!
今回はプロローグを含めた3部作でございます。ひっぱります。じゃなくて、かなり盛りだくさんでした!本当に。
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13時30分~見学をさせていただきましたが、まずはじめに「日本酒文化研究所」という菊水酒造さんに併設された施設に通して頂きました。こちらの施設の横には加治川が流れており、遠くには山並みが見えています。また、この施設の建材等は、人体や、自然環境に悪影響が及ぶものは使用しないということを徹底しているのだそうです。研究所内には節五郎蔵(せつごろうぐら)という少量生産の蔵があり、こちらは有機空間を持つ蔵として、日本で最初の認証を受けたのだそうですよ!研究所の周囲には木々が立ち並び、建物自体は、あまり目立たないのですが、自然と共生していることが感じられました。こちらの施設に関しては、後編にて紹介します。
まず、菊水酒造さんの概要等についてお話いただきました。本家の高澤家は元々味噌や醤油の蔵だったそうです。明治5年に節五郎さんという方が16歳で分家し、酒造りを行ったのが始まりだったのだとか。その当時、加治川の上流のほう(中倉という地名)に蔵を構えていたそうですが、昭和39年の大地震、41年と42年にあった水害で、蔵は破壊されてしまい、その後現在の場所に蔵を構え、今に至ったのだそうです。
菊水酒造さんといえば「ふなぐち」ですが、このお酒ができた当時の理念が「よりよいお酒をより多くの方に」ということだったのだそうです。良いものを多く広めたいという思いがあったのですね。
新発田のとある飲食店でのエピソード:お水が欲しくて「冷やください」と言うと、常温の徳利が出てくる。といったお話には笑いましたね。素敵です!!こういう文化が根付かないかな~。
それでは見学開始です。まずは精米所からです!菊水酒造さんは自社で精米所を持っておられます。
***【前編】につづく***