オトナの遠足第1弾 ★ 越後酒造場【前編】

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さて、蔵見学スタートです。給食当番のようなキュートな帽子を被った一団がはじめに観たもの。それは蒸したお米を甑からえんやこらと出してベルトコンベアが付いた機械に乗せる作業をしている模様です。冷めたお米は太いホースを通って別室へ運ばれます。蒸しあがったお米を食べさせてもらいましたが、パリパリしていてゴハンとは違う食感ですが、美味しい!

新潟在住・素人きき酒師カズエの酒日記
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以降、私たちが巡った行程-

■麹

麹室に入った瞬間「もやん」・・・暖かな空気に包まれます。そして栗のようなほんのり甘い香り。麹菌の繁殖に適し温度(30度くらい)に保たれた部屋には床と呼ばれるデッカイ作業机のような場所があり、その上には蒸し米に麹菌を振りかけたものが布に包まれて上っていました。まるで赤ちゃんが眠っているようです。

麹をかけた蒸し米は24時間布に包まれているうちに菌が発芽します。その後、放っておくと熱の上昇が進み、菌が死んでしまうので、そうならないように40度くらいに管理。白く菌の爆ぜ込んだキレイな麹がそこにはありました。

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麹菌(所謂「もやし」というやつでしょうか)は粉状と粒状があり、こちらでは粒状を使っているのだそうです。手作業なので、粉状だと細かすぎて飛んでしまうのだとか。

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■発酵
タンクが並ぶ部屋の階段を登り、上からタンクの中を覗かせてもらいました。当日は留仕込み中。

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ここでは8日目のモロミを味見させて頂きました!!!お米の粒がまだあり、ピリピリしていて、酸っぱくて、美味しいとは言い難いものでしたが、これがお酒になるのだなと思うと不思議な感じがしました。下の写真の背景にあるタンクの中央に入っているのは冷カンというもので、モロミの温度があがりすぎないように冷やす役割をしているとのことです。

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■圧搾

今では一般的な「やぶた式」の圧搾機が設置されている部屋へ。この機械により空気圧で搾られたモロミは原酒と酒粕に分かれるわけですが、どのような仕組みでお酒が搾られるか細かに説明していただきました(機械が目の前に無いとなかなか説明が難しいので省略します。すみません)。

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圧搾した後の原酒はろ過されて割り水、整香され、65~70度で低温殺菌後、タンクに貯蔵。その後瓶詰め時に低温殺菌。低温殺菌をすることを火入れといい、計2回火入れは行われます(生酒、生詰め、生貯蔵以外のお酒は)。

■ビン詰め・ラベル貼り

最終工程です。こちらは機械で流れ作業的になっているのですが、途中、瓶の中に異物が入っていないか、キズが無いかなど人の目で確認できるようになっています。ラベルも大きなものは機械にかけるようですが、その他細かなラベルは手作業とのこと。

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一通り造りの工程を見せていただき、細かに説明もしていただいて、かなり満足した私達。その後試飲をさせていただくのですが、信じられない出来事が待っていたのです!!!

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↑白い帽子を被り、後姿がキュートなメンバーのヒトコマ
(怪我して包帯巻いているようにも見えます)

                                   *** 愛と感動の後編につづく!? ***

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