雪まじりの村上:大洋酒造

LINEで送る
Pocket

ご無沙汰しておりました。なんやかんやでアップできずでした。しかし、ちゃんと活動していますのでご安心を。



先月のなかば過ぎに村上にある大洋酒造さんにお邪魔してまいりました。お邪魔するまでに大変な目に遭いまして、結局車を運転して出かけることになりました。ですから試飲はできず・・・。大変な目については後程書かせていただきます。



また、今回はデジカメの充電を忘れ、バッテリ切れていて使用できず、ダメダメな感じでしたけど、巧みな文章表現を駆使しますので(?)伝わる、はず・・・伝わるといいです・・・。



さて、伺った日は2日前くらいからの寒波の到来真っ只中で、時折雪がチラつく寒い天候でした。酒造りに嬉しい季節という感じで、寒いけれどもそれもまた良しです。



社員の方に案内をしてもらいながら最初に見学したのは精米した酒米を保管しておく蔵で、こちらに洗米機が設置されており、太いホースが隣接した建物に伸び、米がそこを伝って次なる工程に送られていくという仕組みになっていました。大洋酒造さんで使用している酒米は「五百万石」「越淡麗」「たかね錦」であり、自社で栽培をしているとのことでした。地元産の「たかね錦」は希少であると何処かで聞いたことがありましたが、その情報はさだかではありません・・・。また、普通酒でも精米歩合60%であるということでした!

こちらの蔵は、「酒造」と言われてそのイメージにピッタリくるような良い意味で古くて伝統の感じられる雰囲気ある建物でした。



さて、次にお邪魔したのは蔵に隣接する施設でした。入り口で給食当番みたいな白い帽子を被り、中へ。こちらの建物は、お酒造りの工程が上の階から順番に降りていく感じになっており、見学をさせていただくにも効率の良い(?)つくりになっていたかなと思いました。きっと製造においてもそうなのでしょう。



***全工程を書ききれないので、一部紹介です***



さてさて、何と言っても幸せを感じる空間、それは貯蔵タンクのある空間でしょう。なんとも言えないフルーティーな香につつまれた幸せな空間でしたが、殊更フルーティーな印象を受けたのは、こちらの酒造の酒質の影響なのか、はたまた私自身の当日のコンディションのせいだったのか!?さてさて、タンクの間には通路が渡されており、上からはタンクの中が見えるようになっています。そして各タンクの近くには、クリップボードに挟まれた書類が吊るされており、何やら書き込んであります。これは一定時間の経過と共に酒質の変化を書き入れているものでした。



そして酒母室。この中では小さめのタンクの中で酒母が育っています。泡がモコモコ出るために、中では泡消しのプロペラがゆっくり回っていました。なんとも可愛らしかったです。



1時間とちょっと時間をかけていただき、丁寧に説明をしていただいたことが、勉強になりました。きき酒師を取得しているとはいっても実際の現場を見てみないと理解できないことは沢山あり、とっても勉強になりました。本当に感謝いたします。



試飲ができなかったのは心残りで、泣きそうでしたが、これが最後ではないと思うので、次回は是非試飲を!と誓うのでした。そのときはカメラを充電していこう!



大洋酒造の方へ。大変お世話になりました。遅れてすみませんでした。



◆◇◆



遭遇した大変な目とは-



さて、文面からも想像ができたと思いますが、うかがった日の天候は雪混じり。張り切って新潟駅から乗車した特急「いなほ」が信号機の故障とかで、早通で動かなくなりました。やっと動いたと思ったら間もなく豊栄で動かなくなり、10時に伺う予定が、10時過ぎても電車は動かず。これは埒が明かないので、新潟方面の電車に乗り換え、戻ることに。そんな時、近くで自動車屋さんを営む方に連絡を取ったところ、ラッキーにも木崎まで車を持ってきてもらうことができ、そのまま村上へ。ノーマルタイヤ、しかも自分の所有物ではない車で途中胎内市あたりの雪の多さにビビリ、肩が凝りましたが、本当に助かりました。いやはや、ドラマみたいな展開でした。後日乗車券と特急券を持参し、駅で全額払い戻してもらいましたとさ。













コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です