ロングドライブが大好きです。北方に脚を運びたくなることが多いのは、東北生まれだからなのでしょうか。
さて、自然が大変豊かな土地、宮城県大崎市松山に建つ株式会社一ノ蔵の本社蔵を見学して参りました。昭和48年、県内の四つの蔵元が一つになり誕生した宮城を代表する蔵元です。向かう途中、周囲の森は木々が赤く色づいて綺麗でした。空気もシャキンと澄んでいます。いいお水のある環境というのは気持ちがいいですね。
見学者用の入り口を入ると、会社の女性が丁寧に対応をしてくれ、会社紹介のDVDを10分ほど見せていただきました。その後、施設を見学することになりましたが、こちらの蔵は、酒造りの行程を、それほど知識の無い方でも非常に分かり易く説明されていました。説明用のパネルや展示物も各所にあります。展示物の中でも、一升瓶の中に玄米が入っていたものは何かと思ってみてみたら、ある種類の酒を作るために、これだけの米が必要なのですよ。というのを視覚的にも分かり易く説明するためのものでした(大吟醸を一升つくるためにはこれだけの米が必要ですよ。とか)。説明だけではなく、目で見たイメージって大切ですよね。これは分かりやすい。
残念ながら運転でしたので試飲はできませんでしたが、帰りに酒ミュージアムに寄り、華の蔵という施設に寄って来ました。
こちらの蔵の方の対応の丁寧・親切さにはビックリしました。お出迎え、そして見えなくなるまでお見送りをしていただきました。それが「マニュアルだからやっている」という感じがしないところが好印象です。気持ちの良い見学でした!有難うございます。
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帰りに酒ミュージアムという施設に寄って帰りました。昔酒造りに使っていた道具の数々を展示、お酒のウンチクなどをアニメで上映、酔い方に関する展示もあり。近くには豆腐屋さんや味噌やさんなどもあり、古くて趣のある建物もチラホラ。もう少し調べてから出かけるんだったなぁ。
一ノ蔵