伏見を歩く

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この週末、京都までロングドライブしてまいりました。さすがに今回は距離が遠いこともあり、一人での運転はきつく、連れが居ましたが。この時期の京都はなんといっても桜ですよね。しかし、私の目的地は「伏見」。酒造の街です。モチベーションが上がります。

土曜の朝4時頃新潟から北陸道に乗り、10時前には伏見に到着していましたので、かなりいいペースでしたが、まず向かったのは伏見稲荷大社。あざやかな朱色のトンネル:千本鳥居は見事でしたが、頂上まで登ったら足腰がやられて一日だるくなってしまいました。

その後まわったのは、

・月桂冠大倉記念館

月桂冠の歴史や酒造りの道具や昔の資料等が展示されていました。仕込み水が飲めるようになっています。最後にきき酒もできました。

・黄桜カッパカントリー

小規模ですが、黄桜、そして「カッパ」の歴史的な資料の展示などがあります。

・酒の器Toyoda

こぢんまりとした店には、県内外の作家の方が創作された酒の器の数々が揃っています。持ち合わせが少なかったので「見るだけ」になってしまいましたが、いいものに触れる機会を持つことは大事ですね。

・油長

伏見の酒が揃うという酒屋さんです。「月の桂 平安京」を買いました。

前からお水とお酒の関係について考えていましたが、今回月桂冠でお水とお酒を飲んでみてまたもや面白いとおもいました。好きなお酒(でなくとも面白いですが)があったら、もし可能であれば仕込み水(※)も飲んでみるとおもしろいかもしれませんね。全体の80%が水分である酒においては、その役割は重要であることは言うまでもありません。私が飲んだことのある伏見の酒はスッと抵抗なく喉まで入る、びっくりするぐらい柔らかい酒でした。それは水を飲んでみても同じでした。水の段階から、ある部分で感じられるお酒の喉ごしや味わいは決まっているということですね。「なるほどな。」と、思います。

本当はもっと酒造をまわりたかったのですが、せっかくの京都だし、その後祇園の花見小路をぶらぶら歩き、五条通のアンティークの焼き物やさんでお皿を購入するなどして満喫しました。

さて、今度はどこの街に出かけましょう。季節がよくなってきたので楽しみです。

※「仕込み水」=酒そのものになる水。酒造りにおいての「水」は「醸造用水」と「ビン詰め用水」に分けられ、「仕込み水」は醸造用水にカテゴライズされます。

One thought on “伏見を歩く

  1. りんこ

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    ふらっと、遊びにきましたぁ~^^
    素敵なブログですね(笑)
    時々訪問させて下さいネ(^ε^)♪
                by  りんこ

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