本日、FM KENTOさんの番組の収録に、ゲストとしてお邪魔してきました。新潟駅前の胡坐屋さんです。おつまみとお酒を少々いただきながらのトークはとても楽しいものでした。
常日頃から考えていることですが、本日のトークを行うことで、自分の考えや気持ちをあらためて確認しました。
アルコール飲料全体の需要が下降しているという現状、日本酒離れも深刻な問題となっています。私の住む新潟は、酒どころでありながらも、私の限られた周囲を見渡してみても、積極的に日本酒を飲みたいという人はごく限られています。とても残念なことですが、そのような状況を分からなくもないなぁと。というのも私も昔は日本酒が苦手だったからなのです。
何故苦手だったのか?考えてみました。
・まずはイメージが良くなかったということ:オヤジが酔っ払ってクダをまくなど、オシャレなイメージとは対極なものであった。
・そして初めて飲んだお酒が美味しくなかった:今考えると、お酒自体がマズかったのではなく提供のされかたや保存状態がマズかったのではないかと思います。
・無理やりにお酌をされ、断れない雰囲気があるのがこわかった。
では何故苦手だった日本酒を飲むようになったのか?
それはとても単純で、当時の先輩がとても楽しくお酒を飲む人で、そんな姿を見ていたら、自分も飲んでみようかなという気になってしまったのです。しかし、もしこのときに飲んだお酒の提供のされかたがマズかったとしたら、それから日本酒を好きになっていたかどうかは不明ですが。
そのようなきっかけで今では日本酒は私にとって欠かせないものとなっています。
日本酒の魅力を語り始めたらキリがないので今後小出しにしていきますが。
いいものは人にすすめたくなる。そんな気持ちから、もっと若い世代の人たちが日本酒を楽しんでくれたら素敵だなと考えています。で、そんな若い世代の人たちが増えるためには、イメージを変えていかなくてはならないと思います。「日本酒は楽しい」とか「日本酒はかっこいい」みたいに。
でも、そんな風に思ってもらうためにはそういう大人が増えなくてはならないと思います。そして、私もそんな大人の一員になり、日本酒を広めていけたらと思うのです。
さて、本日の収録でハンパになってしまった参の越州を頂くことができました。とても有難いです。ごちそうさまでした。